脳炎
Encephalitis
脳に炎症が起きる病気です。ネコちゃんでは細菌やウイルスのこともありますが、ワンちゃんでは原因不明のことが多いです。けいれんやふらつき、視覚障害、動きが大げさ(測定過大)など脳内の炎症の場所によりさまざまです。MRI検査と脳脊髄液検査で診断します。
治療は内科的に行います。
MRI画像
椎間板ヘルニア
Herniated Disc
椎間板ヘルニアのページをご覧ください。
変性性脊髄(DM)
Degenerative Spine Condition
日本ではウェルシュ・コーギー・ペンブロープ特有の病気といわれており、遺伝病です。
中高齢のコーギーで発症することが多く、初めはふらつきや後足の破行がみられ、数ヶ月〜数年で前足の麻痺まで進行する慢性的な疾患です。血液検査で遺伝子検査を行い、診断します。
最終的には寝たきりになってしまい、呼吸中枢である延髄まで進行すると亡くなってしまいます。
治療法は確立されていませんが、進行を極力抑えるサプリなどはあります。
当院では診断をしてから、今後起こりうることを説明し、ワンちゃんのQOLを第一に考え治療を行います。
海外ではバーニーズで多い病気といわれていますので、コーギー以外だからといって、この病気を否定することはできません。
脊髄梗塞
Spinal Cord Infarction
脳梗塞の脊髄版です。症状は急性でふらつきや歩行不能がみられます。
特に猫で多く、椎間板ヘルニアとの鑑別が不可欠です。
治療は内科的に行います。
馬尾症候群
Cauda Equina Syndrome
馬尾といわれる腰仙椎の神経が障害を受けることにより引き起こる病気です。とくに変性性腰仙部狭窄(DLSS)が最も原因として多く、狭窄することにより馬尾が圧迫されます。シェパードやゴールデンなどの大型犬に多くみられ、ふらつきや排尿障害、痛みなどが主にみられます。
治療は内科的改善率は50%程といわれており、外科手術となると減圧術や固定術が必要となります。
重症筋無力症
Myasthenia Gravis
神経からの情報を筋肉が受け取れないことで起こる疾患です。
すぐに疲れることが特徴で、吐出や巨大食道症を併発することもあります。
診断は血液検査で行い、内科的に治療を行います。
飼い主様へ
For Owner
このように神経疾患はさまざま症状を引き起こします。
また、病院では症状を確認できないことも多く、判断に困るケースもよくあります。
なので、おうちで症状がみられる場合は動画で撮影してもらい、病院で見させてもらうことが重要になってきます。
神経疾患の症状は、突然現れることも多く、初めての場合は動揺されるかもしれませんが、落ち着いて対応することが重要です。
当院では、24時間で急患対応を行なっていますので、焦らずに急患用電話にお電話ください。
何かご不明点があれば、当院までご相談ください。セカンドオピニオンも可能です。


